た部(「某社タブレット部」の略)

主に購入したタブレットのコメントやメモを書いていきますよ。

Dynabook【ssd換装成功】-換装初心者向けのまとめ-

前回までのあらすじ

妻が経理等の業務に使っていたヒューレットパッカードの少々お高いノートPCが凹みました。付近には鈍器に該当する物もなく棚に収まった状態で、落下したにしては奇妙な事に端ではなく天板中央に強烈な凹みがついていました。人間の仕業にしては不可解な点も多い為、これはおそらく霊的な現象だと思います(断言)。

さて、仕方ないので妻が個人用に使っていたお安い東芝のノートPCを急遽業務用に昇格させる運びとなりました。

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東芝 Dynabook PB55DGAD4RAAD11

東芝 Dynabook PB55DGAD4RAAD11(品切れ中)

何故品切れ中の商品までリンクを貼るか?
このページに行けば同等品が並んでいるのでメモ代わりに貼っています。ちなみに上記はアマゾンアソシエイトではなく、ただのリンクです。私も老後の事を考えるとアフィリエイトを年金の足しにしたい、子供の学費もお金がかかるしもっと稼ぎたい、そんな気持ちで先日アマゾンアソシエイトに申し込んだところ「麻呂はポッと出のサイトは相手にしないでおじゃる。もっと記事数を増やしてから出直すでおじゃれ」(意訳)と断られました。

おのれアマゾンッッ!!!

本機の問題点

本機はcore i3 メモリ4GBで、お高いヒューレットパッカードのノートPCとほぼ同じ構成です。しかし妻や息子が「遅い遅い」と妙に文句を言います。

「イヤ君たちpentium200MHzがフラッグシップの時代にpentium75MHzを仕事用マシンとして支給された時の痛さと怖さを知ってから文句言って」と思いましたが、200MHzの世界とか多分まったく想像もつかないと思うのでそれを言うのは諦めました。

さて、ヒューレットパッカードのノートPCのOSはwin8.1、本機はwin10、どうやらそれが原因のようです。調べてみると以前のwindowsと比較してwin10はディスクアクセスが増えた為、例えばノートPCに使われる事の多い低速なHDDだと如実にレスポンスの低下につながるようです。

そこで今後の業務用デスクトップの事も念頭に、SSDに換装してみる事にしました。ネット上では「正しくコピーできない」「(最適化されていない為に)遅い」などのレビューを散見しますが、今回は以下の組み合わせで円滑に移行できました。

事前に確認しておく事(非常に重要)

差し替え前のHDDのパーティション形式がMBRかGPTかを確認します。
確認法は以下のサイトに書いてあります。

pc-kaizen.com

このパーティション形式を含め丸ごとSSDにクローンするので、形式に応じておそらくやり方や最適なソフトが変わってきます。今回の東芝ノートはGPTでした。6年ほど前から世間の主流はGPTであり、今回はその前提で記事を書いています。

必要なもの

2.5インチ HDD/SSD ケース(重要)およそ1000円
SSD 500GB 7mm / 2.5インチ およそ8500円
クローンソフト EaseUS Todo Backup
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

流れ

  1. まず最初にSDDを2.5インチHDDケースに入れてPCにUSB接続します。この時点でPCから普通にSSDが見えているかどうか確認します。
  2. クローンします。SSDのメーカーや差し替え前のパーティション形式等によって、どのソフトが有効か異なるようですが、今回は似た条件での成功例からEaseUS Todo Backupを選びました。ネット上の説明では途中で「最適化」にチェックを入れるように書かれていましたが、今回の場合は最適化にチェックを入れたら進まなかった為、チェックなしの状態でクローンを行い、結果としては最適化された状態でクローン出来ていました。
  3. クローンが終わったら本機のHDDをクローンしたSSDと差し替えます。無事に起動できたら、念の為に最適な状態かどうかを確認して完了です。

本機の蓋開け

まず写真をご覧ください。

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メモリ交換など個別に分かれた蓋がなく、豪快に全部引っぺがす必要があります。しかもネジの長さが複数あるので、開けた後にネジの長さを間違うと大変です。念の為検索して、下記の親切なサイトを見つけました。ページ中程にネジの種類別に色分けされた丸が書かれているので、それを見ながらネジを分類します。

http://dynabook.biz/hdd/4898/

このページのおかげでつつがなく蓋開けから換装まで行う事ができました。

無事に起動できたらSSDのアライメントがズレていないか確認します。何で確認したかは覚えていないのですが、Winの標準機能でも可能のようですし、下記のようなソフトもあります。

forest.watch.impress.co.jp

結果

普通に速くなったようです。妻も満足してくれました。
使い終わった後のケースは元のHDDを入れて、しばらくそのまま保存しておきます。そしてPCに運用上の異常が無いようなら、そのHDDを外付けのストレージとして利用できます。
・・・・次回は業務用デスクトップの番かッ!?(話すと長くなるので今回は割愛)