た部(「某社タブレット部」の略)

主に購入したタブレットのコメントやメモを書いていきますよ。

【Fire HD 8】色々なキーボードをつないでみる【キーボード】

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本題の前に:メモ

1.日/英切り換えについて

よくアマゾンのレビューで困っている人がいるので書きますが、日/英切り換えや候補の出方はアプリによって異なります。(キーボード由来だと勘違いしている方を散見する)ATOKなら左上のキーで切り換えます。英語キーボードの場合、そのキーはチルダ(~)かホームキーと被ることになるので物理キーボードを使う想定なら使いにくいです。GboardやiWnnの場合はshift+スペースです。Gboardは最初設定で戸惑いますが、しっかり設定したら候補選択も直感的にやり易く、物理キーボードを使う想定なら今の所一番使い勝手が良さそうです。

2.その他気付いた事

使うたびにキーボードの電源をonにする運用だと、ちょっとした検索の際にいちいち待たされるのが面倒になり、結局物理キーボードを使わなくなりがちですね。キーボードの電源は常時つけっぱなしにして、タブレットのスリープ解除の際にはキー押しで解除するようにすると割と常時すぐにキーボードが使えるようになって便利だと気付きました。

本題:色々なキーボード

Bluetooth01:KKmoon

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KKmoonのキーボードと二重ヒンジタブレットスタンド(とドイトで買った2cm厚のゴム板)

これがいまの私の環境です。仕事しつつFire HD 8で音楽や動画を流す。そして趣味の文字打ちはKKmoonのキーボード+Fire HD 8です。
この構成の便利な点は下図のように・・・

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キーボードをどかすとPC用タブレットがすぐに使える。楽。

PCで仕事中にペンタブが必要になったらすぐアクセスできるので便利です。
が、このセットを携帯しようと思ったらキーボード、Fire HD 8、タブレットスタンドの三つを持ち歩く必要があり、出先でもまずスタンドを設置してタブレットを置いて角度調整、そしてキーボード配置と手間が掛かります。

KKmoon59キー 1699円

Nulaxyスマホスタンド 約1125円

そこで下図のようにMiniSuit NewYork(Bookey Proと同等品)を導入してみました。

Bluetooth02:MiniSuit NewYork

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MiniSuit NewYork(ヒンジとパームレスト部分を艶消し黒に塗装)


元の製品はヒンジが銀色&キーボードの赤い面が広くて悪目立ちしていたのでラッカー系のスプレーで艶消し黒に塗りました。 またipad miniは厚みが7.4mmに対してFire HD 8は9.7mmとかなり厚みに差があるので、ヒンジ部分のネジを一度緩めてタブレットを差してから締め直す必要があります。

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パームレスト部を黒く塗った事で閉じた時の収まりも良くなった。

 MiniSuit NewYork 2350円

注意:Arteckから似たような品が出ています。そちらの方がやや世代が新しくキーボード部分の評判が良いですが、そちらはヒンジ部分が軟質プラスチックの一体成型で「ネジを緩める」事が出来ませんので、買うならMiniSuit NewYorkかBookey Proを選びます。

これはすごくいい感じです。非常に持ち歩き易い感じです。

が、Bluetoothキーボードは入力開始前にいちいち接続で待たされるのが少々気になりますし、そこは有線キーボードには遠く及ばない所だとは思います。有線キーボードは最強です。とはいえタブレットに有線キーボードをつなぐと唯一のmicroUSBポートを奪われてしまい、充電できなくなるという難点があります。

そこで以下のようにしてみました。

例の激安有線キーボード付きケース

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伝統の安いキーボード付きケース+ややこしい配線

配線は下図のようになっています。

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配線図解

一見ややこしいですが、充電ケーブル一本を外すだけで持ち運べるので、取り回しは悪くない感じです。またタブレットにL型変換アダプタを付けた事で、デフォルトでは不格好なストレート端子の出っ張りが解消できたのは精神衛生上いい感じです。

ちなみにケーブルやアダプタの類は注意が必要です。見た目が同じ二股でも配線や内部回路が違ったり、同じL字型アダプタでも充電のみ対応の物とフル結線のものがあり、キーボードとタブレットをつなぐのはフル結線の方でないとキーが反応しないです。

今回の組み合わせで5V2.4Aの充電アダプタにつないだ場合、おそらくタブレットに0.5~1Aの給電が出来ているようです。タブレットには充電マークが出ていませんが、動画等を見ていても電池が減らないです。

以下に今回買ったパーツを挙げます。この組み合わせはひとまず成功でした。

変換名人L字左向きアダプタ USBMC-LLF 307円(重要)

RTXLEADマイクロUSBスプリッタケーブルOTG(以下略)999円(重要)

Sherry microUSB→USB変換アダプタ 229円(おそらくそこまでデリケートでない)

これは普段使いのレスポンスという観点では、かなりいい感じですが、ひとつ問題があります。この安いキーボードケースは右半分が盛り上がっているし、打鍵感がふかふかしています。打鍵感がふかふかしているのはキーのせいではなく、台紙部分がふかふかしてたわんでいるのが問題だと思います。

そこで「ぼくの考えたさいきょうの組み合わせ」が以下です。

USBキーボード+マウス

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無線キーボード+マウス

こちらはBluetoothと異なり、有線と同じ使い勝手です。マウスやキーボードの電池はかなり長持ちするので、日頃気に掛ける必要もありません。エクセル等の操作もマウスがあるのでやり易そうな印象。

が、邪魔。これならパソコンで良さそうな気がします。

まとめ

KKmoonくらいのキーボード品質の有線キーボード付きカバーがあったらいいなあ、と思います。あと、そもそもの問題としてガチの長文を打つつもりなら、やはり横長ディスプレイは少々ストレスになります。ここまで書いておいて恐縮ですが、Teclast M89+Artek辺りが文字打ちには一番使い勝手が良さそうな気がします。後日入手したらレポートします。

とはいえ、セール時には手軽に入手できるFire HD 8はレスポンスもなかなかよく、MiniSuit NewYorkとの組み合わせは昔のシャープX1(史上初の赤いPC)を彷彿とさせるカッコ良さとか「こんな組み合わせが許されるのか?」という背徳感があって楽しいです。